- しょうくう
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しょうくう【性空】(910-1007)平安中期の天台宗の僧。 京都の人。 播磨(ハリマ)の書写山に円教寺を開いた。 書写上人。IIしょうくう【性空】〔仏〕 十八空の一。 一切のものは因縁和合によって生じたもので, 万有の本性は空であるということ。IIIしょうくう【生空】〔仏〕 二空の一。 衆生(シユジヨウ)は色・受・想・行・識の五蘊(ゴウン)が仮に和合したものであって, 実体がないとする考え方。 衆生空。 人空。 我空。IVしょうくう【証空】(1177-1247) 鎌倉初期の僧。 浄土宗西山派の祖。 勅諡号(チヨクシゴウ)は鑑智国師。 法然の弟子。 「選択集」撰述の際の勘文役。 著「観経疏」など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.